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適用者の2割が「制度を見直すべき」と意見〜裁量労働制実態調査で明らかに〜

    
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適用者の2割が「制度を見直すべき」と意見〜裁量労働制実態調査で明らかに〜

裁量労働制で働く人の1日の平均労働時間は、非適用者に比べて、約21分長かった一一。

厚労省が同制度の検討のために実施した「裁量労働制実態調査」から明らかになったもので、同調査は、裁量労働制に関する適用・運用実態や制度適用・非適用による労働時間の差異などを調査しています(裁量労働制については社労用語じてん参照)。

裁量労働制の適用による労働時間の違い

平成30年の通常国会に提出された「働き方改革関連法案」には、当初、裁量労働制における対象業務の拡大が盛り込まれていました。しかし、政府が引用した労働時間のデータに問題が見つかったため法案から削除された経緯があり、今回の調査はこれを踏まえて実施されたものです。

裁量労働制適用者の労働時間の状況は、1週間の平均労働時間数は45時間18分、1日の平均労働時間数は9時間0分となっています。

一方、非適用者は、1週間の平均労働時間数は43時間2分、1日の平均労働時間数は8時間39分となっており、適用労働者の方が、1週間で2時間16分、1日で21分それぞれ長くなっており、裁量労働制の適用によって労働時間が短くなっています。

適用事業場の裁量労働制に対する意見

適用事業場の裁量労働制に対する意見では、「今のままでよい」(37.1%)が最も多く、次いで「特に意見はない」(36.7%)、「制度を見直すべき」(20.1%)の順となっています。

さらに「制度を見直すべき」とした事業場をみると、専門型では15.8%であるのに対し、企画型はその2倍以上の39.7%となっています。

その内容としては、専門型が「対象労働者の範囲を見直すべき」(62.2%)が最も多いのに対し、企画型では「手続負担を軽減すべき」(76.5%)が最も多く、「対象労働者の範囲を見直すべき」(71.6%)も7割を超えています。

適用労働者の業務遂行における裁量の程度

適用労働者に業務遂行における基本的事項(業務の目的、目標、期限等)の裁量の程度を尋ねたところ、「上司に相談の上、自分が決めている」が専門型(47.8%)、企画型 (57.4%)とも最も多くなっています。

また、業務の遂行方法、時間配分等については、専門型が「上司に相談せず、自分が決めている」(50.8%)が最も多いものの、企画型では「上司に相談の上、自分が決めている」(48.6%)が最も多く、出退勤時間については、「上司に相談の上、自分が決めている」が専門型(58.8%)、企画型 (49.2%)とも最も多くなっています。 

適用労働者の裁量労働制に対する満足度

適用労働者の裁量労働制に対する満足度では、「満足している」(41.8%)、「やや満足している」(38.6%)で、合わせて約8割は満足しているとしています。

裁量労働制に対する意見では、「今のままでよい」が専門型(33.0%)、企画型(41.0%)とも最も多く、「制度を見直すべき」は専門型で28.3%、企画型で26.0%となっており、若干、専門型の方が多くなっています。 

厚労省では、こうした調査結果などを受けて、今後、裁量労働制に対する検討を進めていくとしています。 

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