社労用語を解説~心理的安全性~
心理的安全性は、 組織行動学を研究するハーバード大学のエイミー・C・エドモンドソン教授が提唱した概念です。 チームの中での対人リスクがなく、他のメンバーからの非難、拒絶の不安もなく安全であることが共有された状態と定義されています。
米国のグーグル社が「生産性が高いチームは心理的安全性が高い」という社内調査結果を発表し、注目を集めました。職場の対人関係の不安を取り除き、アイデアや意見を素直に発信できるようにすることで、チームの業績向上が図られ、イノベーションが実現しやすくなると言われています。
心理的安全性を高め、上司・リーダーがメンバーを人として尊重するとともに、さまざまな価値観や意見などを認め合うことが大事とされます。